乾いた季節、のどを守るのは「水」より「環境」だった
冬が近づくと、のどが「痛いほどではないのに、なんとなく居心地が悪い」状態になりやすい。 昔は水をこまめに飲めば良いと思っていましたが、最近は考え方が少し変わりました。 体の内側に入れるものより、外側の環境を整えるほうが、じわっと効く日があるのです。
私の「乾き」は、空気と姿勢で増える
自分の場合、いちばん影響が大きいのは室内の乾燥と、作業中の姿勢でした。 机に向かうと首が前に出て、呼吸が浅くなる。すると、のどがすぐ荒れた感じになる。 「水分が足りない」の前に、「息が通る道が狭い」状態になっていたのだと思います。
最近、助かった小さな手順
- 寝室の湿度を「ちょうどよい範囲」に寄せる(上げすぎない)
- マスクは“外出用”より“室内の短時間”で使う
- 湯気のある飲み物は、量より「一口ずつゆっくり」
- 作業の合間に、肩を下げて首を長くする(呼吸が戻る)
体調の話は人によって条件が違います。強い痛みや発熱、長引く症状があるときは、 早めに身近な医療機関へ相談するのが安心です。
「治す」より「荒れにくくする」
以前は、症状が出てから対処しようとして焦りがちでした。 いまは、荒れにくい状態を作るほうが生活が楽だと感じます。 大きな工夫ではなく、湿度・姿勢・呼吸・休憩の順番を整えるだけでも、 気持ちの余裕が戻ってくる日があります。